今年の総会は大きな節目でした。喜多方蔵の会総会が
5月29日に開催され
28年度予算で市が取得する
甲斐本家蔵座敷の51畳の蔵座敷が会場でした。
7年の歳月を経て大正13年に完成した甲斐本家
本床には紫檀、黒檀、鉄刀木、縞黒檀
おさ欄間は、1mm間隔のくり抜き欄間
天井には和風シャンデリア
廊下は5間と8間のケヤキの
無垢材を二枚ずつしか使ってない
13間の通し梁と廊下
昭和50年の新日本紀行が
放映された当時すでに
当主の甲斐コウさんは
もうここを持ちこたえることは
難しいでしょう。
市に寄付をさせていただき
迎賓館などに使ってもらえれば
本望です。と須磨さんと対談
あれから40年
息子さんで七代目の
岳夫さん一家の手で
しっかりと守られてきました。
その蔵座敷を公開いただき
記念すべき総会を開催できました。
県立博物館の川延さんからは
自分たちで誇れるものを認識しているか。
徳一とのつながりで
奈良薬師寺の住職がおいでになり
喜多方というところは
昔から土地の方々の情熱が熱い地域と感じております。と。
本当に素晴らしいしつらえに
感謝いたします。