地域と学校の調整役
コーディネーター 喜多方高に配置へ
県教委は新年度、地域と学校の連携で調整役を担う「地域コーディネーター」を喜多方高に配置し、生徒が地域の課題探究活動を展開できる体制を整えます。
地域の課題探究活動として、各高校は地域行事への参加や地元企業と連携した商品開発などに取り組んでいます。県教委は新年度、若者の流出が課題となる會津地区をモデルに設定。同校に地域コーディネーターを配置し、生徒と住民らが連携する機会の創出を図ります。
同校は県立高校改革で2021年度に喜多方東高と統合して喜多方高(仮称)として新たにスタートをします。県教委はタブレット端末など情報通信技術(ICT)の機器も優先的に整備する方針も示しています。
その整備内容が下記の事業で整備の方針が出ています。
【GIGAスクール構想の環境整備】
国のGIGAスクール構想に伴い、Society5.0時代に生きる子ども達にとって、ICT環境の整備は遅れており、令和時代のスタンダードな学校像として、全国一律のICT環境整備が始まります。
①県立高校におけるICT環境研究開発事業
魅力化・特色化を進めるためにも公募によるモデル校と、県立高校改革による統合校の喜多方高校、地域協働推進校の猪苗代高校、西会津高校へ優先的に導入いたします。
【導入内容】
電子黒板等、指導者・生徒用端末、ICT支援員の配置
②GIGAスクール構想実現事業
全ての県立学校92校にWi−Fi環境を整備します。また、県立中学校及び特別支援学校に1人1台端末整備を行なっていきます。